近世史(日本史)

蔦屋重三郎の両親(父・母)について

2025年放映予定の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の主人公、蔦屋重三郎。 「江戸のメディア王」とも言われる彼ですが、その家族についてはあまり知られていませんね。 この記事では、蔦屋重三郎の両親(父と母)についてまとめてみました...
中世史(日本史)

旭(朝日)姫 秀吉の異父妹にして家康の継室の一生

徳川家康は息子・信康とともに正室・築山殿(瀬名姫)を失った後、しばらく再婚しませんでした。 この時彼のそばには三河守護代の家柄の側室・西郷局、また武田氏ゆかりの下山殿など、それなりの家柄の側室らがおり、彼女たちとの間に幾人も子が生まれてい...
中世史(日本史)

家康側室にして秀忠母・お愛の方の実家の家族構成と前の夫

家康の側室であり、後の二代将軍秀忠の母となったお愛の方(於愛、西郷局)は、家康と結ばれる前に別の人と結婚していた女性でした。 彼女は夫を亡くした後、家康のそば近くに仕えるようになり、側室となって息子たちを産んだわけですが……。 そんなお...
近世史(日本史)

茶屋四郎次郎の一族~出自・妻・子孫たち~

家康と関係の深い商人の代表格として語られるのが、京の豪商・茶屋四郎次郎です。 江戸時代初期の朱印船貿易などで莫大な資産を儲け、角倉了以・後藤四郎兵衛らと並んで「京の三長者」とも称せられました。 また初代茶屋四郎次郎は若い頃家康に仕えてい...
近世史(日本史)

お万の方(永光院) 徳川家光最愛?の女

徳川家光には、何人もの側室がいたといわれていますが、その中でもおそらくもっとも愛していたのでは?と創作物などで扱われているのが永光院こと、「お万の方」です。 公家・六条氏の娘として生まれ、また母方からも名門の武家・戸田家の血を引く女性と、...
中世史(日本史)

徳川家康(松平元康)正室・瀬名(築山殿)の父・母・兄弟姉妹たち

2023年の大河ドラマ『どうする家康』において、有村架純さん演じるのが、徳川家康最初の妻・瀬名(築山殿)です。 今川氏一門の姫君として生まれた彼女は、おそらく今川氏と松平氏の関係性を深めるために、今川家の人質であった家康と結ばれ、長男信康...
中世史(日本史)

檜皮姫 北条政子になれなかった得宗家の娘

鎌倉幕府五代目の将軍・藤原(九条)頼嗣は、若くして将軍位を追われ、追いやられるようにして戻ってきた京都で病にかかり、早世します。 短く、悲しい一生を送った藤原頼嗣は、生前一人の女性と結婚していました。 彼女の名前は檜皮姫、北条泰時の孫娘...
中世史(日本史)

徳姫(五徳・おごとく)家康の妻と子を奪った信長の娘

家康の人生においては数多くの別れがありましたが、その中でも家康にとってかなり苦しい別れとなったのは、正室・築山殿と嫡子・元康を見殺しにする羽目になったことだったでしょう。 特に元康の死は相当堪えたようで、晩年、元康の死にかかわった徳川四天...
古代史(日本史)

小少将の君(上東門院小少将) 紫式部女房時代最愛の友人

紫式部はあまり人付き合いには積極的な方ではなかったようで、宮中生活では左衛門の内侍などに敵視されたりと、なかなか苦労したようです。 そんな紫式部の宮中生活における親友が、後に「上東門院小少将」と呼ばれる女房です。 中宮彰子の従姉妹にあた...
中世史(日本史)

虎御前 曽我兄弟を愛した遊女

かたき討ちで有名な曽我兄弟。彼らはかたき討ちを遂げた後、二人とも若くして死ぬこととなってしまいます。 まるでかたき討ちを成し遂げるためだけに生き延びたように、駆け足でその生涯を終えた二人ですが、そんな彼らも若者らしく恋をしました。 ここ...