近世史(日本史)茶屋四郎次郎の一族~出自・妻・子孫たち~ 家康と関係の深い商人の代表格として語られるのが、京の豪商・茶屋四郎次郎です。 江戸時代初期の朱印船貿易などで莫大な資産を儲け、角倉了以・後藤四郎兵衛らと並んで「京の三長者」とも称せられました。 また初代茶屋四郎次郎は若い頃家康に... 2023.03.26近世史(日本史)
近世史(日本史)お万の方(永光院) 徳川家光最愛?の女 徳川家光には、何人もの側室がいたといわれていますが、その中でもおそらくもっとも愛していたのでは?と創作物などで扱われているのが永光院こと、「お万の方」です。 公家・六条氏の娘として生まれ、また母方からも名門の武家・戸田家の血を引く女性... 2023.01.16近世史(日本史)
中世史(日本史)徳川家康(松平元康)正室・瀬名(築山殿)の父・母・兄弟姉妹たち 2023年の大河ドラマ『どうする家康』において、有村架純さん演じるのが、徳川家康最初の妻・瀬名(築山殿)です。 今川氏一門の姫君として生まれた彼女は、おそらく今川氏と松平氏の関係性を深めるために、今川家の人質であった家康と結ばれ、長男... 2023.01.05中世史(日本史)
中世史(日本史)檜皮姫 北条政子になれなかった得宗家の娘 鎌倉幕府五代目の将軍・藤原(九条)頼嗣は、若くして将軍位を追われ、追いやられるようにして戻ってきた京都で病にかかり、早世します。 短く、悲しい一生を送った藤原頼嗣は、生前一人の女性と結婚していました。 彼女の名前は檜皮姫、北条泰... 2022.08.02中世史(日本史)
中世史(日本史)徳姫(五徳・おごとく)家康の妻と子を奪った信長の娘 家康の人生においては数多くの別れがありましたが、その中でも家康にとってかなり苦しい別れとなったのは、正室・築山殿と嫡子・元康を見殺しにする羽目になったことだったでしょう。 特に元康の死は相当堪えたようで、晩年、元康の死にかかわった徳川... 2022.07.18中世史(日本史)
古代史(日本史)小少将の君(上東門院小少将) 紫式部女房時代最愛の友人 紫式部はあまり人付き合いには積極的な方ではなかったようで、宮中生活では左衛門の内侍などに敵視されたりと、なかなか苦労したようです。 そんな紫式部の宮中生活における親友が、後に「上東門院小少将」と呼ばれる女房です。 中宮彰子の従姉... 2022.07.13古代史(日本史)
中世史(日本史)虎御前 曽我兄弟を愛した遊女 かたき討ちで有名な曽我兄弟。彼らはかたき討ちを遂げた後、二人とも若くして死ぬこととなってしまいます。 まるでかたき討ちを成し遂げるためだけに生き延びたように、駆け足でその生涯を終えた二人ですが、そんな彼らも若者らしく恋をしました。 ... 2022.05.24中世史(日本史)
中世史(日本史)源氏将軍を断絶させた男・公暁を取り巻く人々 源氏の三代目将軍であった叔父・源実朝を暗殺した青年僧・公暁。 彼の凶行により、源頼朝以来の源氏将軍の家系はもとより、源頼信から続く河内源氏の直系も断絶することになります。(阿野全成の家系など傍系は続きますが……。) 公暁もまた長... 2022.05.23中世史(日本史)
中世史(日本史)坊門局(西御方)~最も長く後鳥羽院のそばにあり続けた女性~ 後鳥羽上皇の周りには常に多くの女性がいました。 彼がその生涯でもっとも寵愛したであろう女性は、やはり修明門院こと藤原重子ではないかな?と思われますが、後鳥羽上皇のそばに最も長くい続けた女性は、実は別の女性になります。 修明門院と... 2022.05.05中世史(日本史)女性史後宮(日本)
中世史(日本史)源頼家側室、比企能員娘・若狭局について 『鎌倉殿の13人』にて、25話から登場するのが、山谷花純さん演じる源頼家の側室・若狭局です。 若狭局は頼家の嫡子・一幡を産みますが、彼女のたどる運命は……。 過酷な運命をたどる若狭局ですが、実はあまり多くのことが分かっていなかっ... 2022.05.04中世史(日本史)