死因

古代史(日本史)

紫式部の姉(藤原為時長女)について

2024年の大河ドラマ『光る君へ』では、吉高由里子さん演じる紫式部「まひろ」の生涯を追ったドラマが展開されていきます。 ところで、紫式部の兄弟姉妹というと、彼女の弟・藤原惟規(紫式部の賢さを示す逸話として、弟の横で弟に対して行われていた授業...
中世史(日本史)

旭(朝日)姫 秀吉の異父妹にして家康の継室の一生

徳川家康は息子・信康とともに正室・築山殿(瀬名姫)を失った後、しばらく再婚しませんでした。 この時彼のそばには三河守護代の家柄の側室・西郷局、また武田氏ゆかりの下山殿など、それなりの家柄の側室らがおり、彼女たちとの間に幾人も子が生まれていま...
近世史(日本史)

右衛門佐局 綱吉の大奥を優雅に羽ばたいた女

大奥が盛んだった時代と言うのはいくつかあります。 最も盛んに使われた(であろう)時代は十一代将軍・徳川家斉の時代であろうと思われるのですが、ではその次に大奥が活気づいたのはいつだろう?となると意見が分かれるところではあります。 家斉ほどでは...
中世史(日本史)

北条政子と対決した?卿二位・藤原兼子

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、シルビア・グラブさんが演じることでも話題を集めているのが、後鳥羽院の乳母であり、権勢を誇った「卿二位」こと藤原兼子です。 後鳥羽院の長男・土御門天皇の外戚であった土御門通親の死後に、彼女は強い権力を握ります...
中世史(日本史)

大姫の死因は病死?暗殺?自殺?謎多き大姫の死因について

大姫、というとおそらく多くの人は源頼朝の長女を想像するのではないでしょうか。 『鎌倉殿の13人』では、これから南沙良さんが演じることでも話題を集めていますよね。 婚約者であった源義高(木曽義高)の死で大ダメージを受けた大姫ですが、彼女は実は...
近代史(日本史)

夢破れるも歩み続けた女教師・吉益亮子(りょう)

日本初の女子留学生と言えば、言わずと知れた津田梅子の名前があがることでしょう。 では他には?と言われた場合、歴史に詳しい人ならば、山川(大山)捨松や、永井(瓜生)繁子の名前があがるかもしれません。 彼女たち3人は長きにわたって米国留学を果た...
女性史

津田梅子・岩倉使節団とともに留学した女性・上田悌子(てい)

明治四年、岩倉使節団とともに「日本初女子留学五少女」としてアメリカに留学を果たした上田悌子。 しかし、津田梅子、永井(瓜生)繁子、山川(大山)捨松とは異なり、留学途中で帰国を果たすこととなります。 そんな上田悌子(てい)について調べてみまし...
中世史(日本史)

山田(泉)重忠~承久の乱・京方唯一の英雄にして後鳥羽院を臆病者と罵った男~

承久の乱では、後鳥羽院側、つまり京(宮)方の武将はことごとく敗北を喫しました。しかしその中で、唯一といっていいほどの活躍をしたのが、尾張国の武将・山田(泉)重忠でした。 承久の乱の英雄の一人と言っていい山田(泉)重忠について、紹介していきま...
中世史(日本史)

源頼家側室、比企能員娘・若狭局について

『鎌倉殿の13人』にて、25話から登場するのが、山谷花純さん演じる源頼家の側室・若狭局です。 若狭局は頼家の嫡子・一幡を産みますが、彼女のたどる運命は……。 過酷な運命をたどる若狭局ですが、実はあまり多くのことが分かっていなかったりします。...
中世史(日本史)

諏訪御料人 父を殺した男に嫁いだ勝頼の母

戦国時代、武家の女たちはまるで道具のように、父、兄弟、家のために、他家に嫁ぎました。 嫁ぎ先、また実家でその権威を振るった強い女性たちも多くいましたが、そうでもない女性たちも、もちろんいました。 卿紹介したいのは諏訪御料人、武田家最期の当主...