三河一向一揆

中世史(日本史)

土屋重治 忠義と信仰に板挟みになりながらも主を選んだ男

三河一向一揆は家康に多大な苦しみをもたらしましたが、同時に彼らの家臣にも多くの苦しみをもたらしました。 というのも、家康の家臣団には一向宗の信徒も多く、自らの信仰と忠義との板挟みになった者も多かったのです。 たとえば信仰を選んだものとしては...
中世史(日本史)

家康を追い詰めた一向宗僧侶・空誓上人

家康はその生涯で何度も死を考えるほどに追い詰められたといいます。そのような危機の一つに、家康のお膝元・西三河で起こった三河一向一揆がありました。 三河一向一揆は何分宗教がからんでいることもあり、後の側近・本多正信ら多くの家臣の離反も招き、家...
中世史(日本史)

吉良義昭 家康と敵対した東三河の名門領主

元禄を代表する事件「赤穂浪士の討ち入り」における敵役・吉良上野介。 「吉良」という変わった苗字を覚えていた人は、2023年の大河ドラマ『どうする家康』で「おや?」となることもあったかもしれませんね。 三河国の西条吉良氏の当主の三男として生ま...
中世史(日本史)

市場姫 家康の唯一?の異母妹

家康の父・広忠は若くして亡くなっていますが、幾人かの子を残しています。 広忠唯一の娘として名前が挙がるのが、荒川氏、また離縁後に筒井定次に嫁いだとされる市場姫です。(広忠には長沢松平氏に嫁いだ「矢田姫」という娘がいたという説もあるので、実際...