伊東祐親

中世史(日本史)

伊東入道の娘(北条時政前室)とは何者?

北条義時の母は、前田家本『平氏系図』によると、「伊東入道の娘」とあります。 北条時政の前妻だったと思われる伊東入道の娘ですが、後妻の牧の方と違って影が薄く、『吾妻鏡』等、史料には全くと言っていいほど姿が見えません。 そんな影の薄い「伊東入道...
中世史(日本史)

頼朝は「蛭ヶ小島」に島流しされていたのか~頼朝の流罪先について~

源頼朝は10代前半から30代前半まで、約20年を伊豆国の「蛭ヶ小島」に過ごしたといいます。 蛭ヶ小島、という名前を聞いて「頼朝は実は島流しだったの?」と思う方もいるようですが、実は頼朝はあくまでも「伊豆国へ流罪」となっただけで、島流しになっ...
中世史(日本史)

伊東祐親の子供たち~伊東祐親の子孫は誰?~

伊豆国において、平家の信頼を受け、頼朝の見張りを行っていたのが伊東祐親です。伊東祐親は北条氏を尻目に山木兼隆ら親平家勢力と手を組み、伊豆国に勢力を広げました。 その後平家方として、頼朝と敵対し、石橋山の戦いで頼朝を撃破しましたが、頼朝の勢力...
中世史(日本史)

八重姫はどんな人だったのか?その生い立ちと悲しい最期

源頼朝の妻として有名なのは北条政子ですが、実は頼朝は政子と結婚するよりも前に、別の女性と結婚していたという伝承があります。(『吾妻鏡』などの鎌倉幕府・北条家公式の記録には特に残されていないのですが……) 頼朝最初の結婚相手として伝わるのが、...
中世史(日本史)

千鶴丸(千鶴御前)~源頼朝の悲劇の長男~

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』がそろそろ始まりますね!『鎌倉殿の13人』は、新垣結衣さんが悲劇の美女・八重姫を演じることでも話題になっています。八重姫は源頼朝最初の妻となり、「千鶴丸」と呼ばれる息子を産んだことで有名ですが……千鶴丸はどのよう...